「Peace Caravan隊」とは…

平和出前講座やイベントなどを通じて、より多くの人に平和について、核兵器について知ってもらう考えを持ってもらうことをを目的とした長崎大学の学生で組織する学生団体です。

平和出前講座では、ディスカッションや視聴覚教材の導入、過去のみならず現在についても知識を提供するなど「平和教育の新しいカタチ」を提案しています。

これまで、県内だけでなく、北は北海道から南は沖縄まで、全国の小中高等学校や市民の皆様を対象に、計62回 約7,200名の前で平和出前講座をさせて頂きました。(2019.5.29現在)

「Peace Caravan隊」には、長崎で平和教育を受けてきた大学生はもちろん、被爆地長崎の大学に進学したことをきっかけに、『この場所だからこそ、できること』として平和教育に興味関心を持った学生など、計11名が平和への前進を目指し活動しています。

設立のきっかけは、「ナガサキ・ユース代表団(※)」4期生が2016年に立ち上げたプロジェクトを前身に、2017年10月より「Peace Caravan隊」として独立しました。

「過去・現在・未来をつなぐ」を活動理念に、毎週定例ミーティングを行い、より良い出前講座を提供するため、日々努力していきます。

以下、私達の活動内容についてご紹介します。

※ナガサキ・ユース代表団

…長崎県・長崎市・長崎大学の3者で構成された核兵器廃絶長崎連絡協議会 (PCU-Nagasaki Council) が主催する人材育成プロジェクト。

Peace Caravan隊の活動

・平和出前講座

Peace Caravan隊がご依頼を受けた、全国の小中高等学校や市民の皆様のもとへ実際に行き、実施する独自の平和教育です。

これまで、北は北海道から、南は沖縄まで、全国の小中高等学校や市民の皆様を対象に、計62回 約7,200名の前で平和出前講座をさせて頂きました。

これまで、学校教育の中で行われてきた平和教育とは違う、「新たな平和教育のカタチ」として、ディスカッションや視聴覚教材の導入、過去のみならず現在についても知識を提供する独自の講座を行っています。

・核問題についての勉強会、遺構めぐり

講師の先生にお越しいただき、Peace Caravan隊のメンバーがより知識を深めるため、そして提供できるようにするため、勉強会や長崎の原爆遺構めぐりを行っています。

メンバーだけが学ぶだけではなく、平和や核問題について関心を持つ参加者を募り、ともに考えを深める機会にもなっています。

多くの人により良い平和教育が提供できるよう活動を行っています。


・平和に関するイベントの開催、参加

平和出前講座だけではなく、核問題などに関しての意見交換会の開催や地域の夏祭りでのブース出展などを行っています。それだけではなく、同じく核問題の解決へ向けた活動を行われている団体の方々のイベントに、ご招待をいただいたり、協働してイベントの企画を行うなどの活動も行っています。